採用試験の内容について【保育業界就職活動】

採用試験の内容について【保育業界就職活動】

保育園の採用試験内容は園によって全く違うと思いますが、私が受けた採用選考の試験、また、友人が受けた試験等をまとめてご紹介してみたいと思います。

筆記試験

  1. 保育分野:『保育所保育指針』『幼稚園教育要領』等の中身、また、短大時代に学んだ内容から殆ど出ていました。
  2. 一般分野:数学や社会等の試験も出ました。そのため、中学までの勉強をし直した記憶があります。当時、中学生を教える家庭教師のバイトをしていたため、これが非常に役立ちました。専門分野以外の筆記試験がある場合は、中学の参考書を引っ張り出して勉強することをおススメします。

筆記試験が小論文というところもあります。

小論文

私が地方公務員試験を受けた際は、必ず毎年ありました。私立園を受験した友人は、あったりなかったりでした。しかし、ここ2年程なかったのに、突如小論文試験が出たと言う実例も聞きますので1・2回は書く練習をしてみて損はないと思います。

私は小論文がむちゃくちゃ苦手だったのですが、これはもう『書いて要領を掴むしかない』と短大の先生にも言われました。

編集者から

主に、小論文を試験会場で書くケースと事前に提出するケースがあります。
面接試験日までに小論文を書いて提出という形ですと、面接官が小論文に書いてある内容に対して質問してくることもあります。

ピアノ実技

これは事前に楽譜を渡されるパターンと、面接会場で楽譜をいきなり渡され、初見で弾いて下さいというパターンがありました。また、弾き歌いをして下さいと言う所もあるようです。ただでさえ緊張しているのに、初見や弾き歌いだと緊張はピークですよね。
でも、大丈夫です。ちょっとくらい失敗したって平気です。楽しく明るく、間違えても笑顔で弾いている姿や歌っている姿を、面接官は求めている…と思います。

保育士として働いて分かるのですが、保育士が間違えてつまずいてしまっては歌が続きません。間違えてしまっても、笑顔で続けられるスキルってとっても大事なんですよね。
ピアノが苦手な方も、間違えてしまってもそのまま続けちゃいましょう。ピアノは上手なことにこしたことはありませんが、上手に弾けた人が採用、という訳ではないような気がします。

編集者から

上記のとおり、もしもピアノの実技試験で間違えてもそのまま続けることが一番です。
中には「今どこ弾いていた?どこでミスした?あれ、あれ…」みたいに頭が真っ白で、そのまま続行不可能な場合があるでしょう。
そんな時には、「もう一度弾かせてください」と言ってみよう。失敗してもやり遂げようとする姿勢で挽回しましょう。これは実際の現場では通用しませんが、試験に限り通用するでしょう。

あ、これは僕自身の実体験を含みます。

面接

面接はどの園も必ずありますよね。実際に、未来の保育士と会って話せるチャンスですから。身だしなみはもちろんのこと、笑顔でハキハキとしゃべることが頭に入っていれば大丈夫だと思います。

【例】面接官の質問内容

  • 自園を希望した動機
  • 保育士を目指した理由
  • 得意なこと
  • 通勤方法
  • 学生時代に打ち込んでいたもの等
  • 自分の長所と短所
  • 結婚したら、妊娠したら仕事はどうするか

面接後に友人たちと話して、意外に多かった質問が『結婚したら仕事はどうするか』という質問です。
これ、なんて答えるのが正解だったのか未だに謎ですが、さすがに辞めますと答えた人はおらず、確か私は「家族の協力を得ながら続けられる所まで、続けたいです。」と答えた記憶があります。

編集者から

面接の時に、「就職したらどんな保育をしていきたいですか?どんな保育士になりたいですか?」などと問われるケースも多くあるようです。
僕ら私らが、より自分の保育観に合った園を選びたいように、園もあなたの保育観を聞いて選考する場合もあるでしょう。

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その他の試験内容

私立の園に多かった試験内容だったと思いますが、実際に子ども達の前で、絵本を読んだりピアノを弾いたり、はたまた15分間と言う時間を与えられて部分実習のようなことをする園もあったようです。
おそらくこれは事前に言われると思うので、準備等をしっかりしていけば大丈夫です。

体力測定(反復横とびや踏み台昇降等)の試験があるところもありました。これはごくまれだと思いますが、私が受けた所とは別の地方公務員試験であったそうです。

これから就職活動をする方、現在している方へ

まず保育科の在学生ならば、就職課等にある過去の試験内容を一通り読むことを強くお勧めします。

意外に『実技』の試験が多い保育業界です。試験官を子どもだと思って、思い切りやりきっちゃってください。

未来の保育士さんが、自分の希望する園に合格・採用されるように、心から祈っています。

この記事について

筆者:yuuna
保育士歴:8年(幼稚園教諭の期間も含む)
投稿日:2016年10月28日
記事編集:はる蔵

編集後記「保育業界は特に人間性が最重要視されると思う」

保育園の採用試験・面接時に「尊敬する人はいますか?」と言われ、「阿部寛さんです」と即答した、はる蔵です。ちなみに、何とか採用されました。
本来ならば質問の意図をしっかり読み取った、的確な回答を述べることも大事だと思うのですが、自分はとにかく素直さで勝負をしたのです。

また、ピアノの実技試験では、失敗してもあきらめない姿勢と下手でも大きな声で弾き歌いをし、技術や力量ではなくとも声が通ることをアピールして勝負しました。
これらの良し悪しは別として、勝負するところは人それぞれでしょう。精一杯自分を出し切って勝負してみてくださいね。

そして何事にも言えることなんですが、保育園や幼稚園の採用選考試験で一番重要なところは特に面接だと思います。
人が人を育てる・人が人と関わるうえで人間性ってとても大事なことですよね。だからこそ人間性を重視して採用するのは当然のことではないでしょうか。よって個人的には、最も面接が大事だと思っています。

採用担当者が、あなたの保育が見てみたいと思ったり、あなたの保育観に共感したり、熱意に心打たれたり、人間性に興味をもったり、大体どれも面接がきっかけな気がします。
もしもあなたが保育園や幼稚園の運営者ならば、どんな人材が欲しいですか?面接で上手な回答ができることも、上手にピアノが弾けることも素晴らしいですけど、もっと大事なことがきっとあると思います。

どれだけ人間性は素晴らしいものでも、地方公務員の試験のように人間性の見せ場すらなく、一次試験の筆記で落ちてしまうおそれもあります。このように人間性だけ良くてもダメなケースも多々あります。

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コメント一覧

  1. emifuru より:

    私が就職活動をしていた昔と試験内容はあまり変わらないと思いました。
    最近は子供がいるため、短時間のパート保育士の面接を受けていますが、一か所だけパートの面接なのにも関わらず、ピアノの弾き歌いがありました、しかも子供たちの前で突然です。
    ピアノは得意だったので問題はありませんでしたが、ほかの保育士の方から短時間ではということで断られてしまいました。

    最近受けたパート保育士では、時間帯が合わずお断りさせていただいたのですが、幼稚園の園長先生が、最近の若い先生はピアノが弾けなくても平気なのよね。とぼやいていました。ピアノが弾けない先生が多いらしいです。

    幼稚園や保育園では絵本の読み聞かせ、手遊び、ピアノの弾き歌いは保育の中ではできなくてはいけない当たり前のことだと思います。なので、試験の時に突然何を言われても対応できるように準備はしておくべきだと思いました。

  2. ももちゃん より:

    先生になりたいと思ってからピアノを習い始めたという人などは、とても苦労している印象がありますね。

    園によって求める先生のスキルは本当に様々です。ピアノに関してですが、求めるスキルのレベルが大差があるということを友人と話していてもとても強く感じます。
    お遊戯会などで先生のピアノ生演奏により、子どもたちが歌ったり踊ったり、また劇が展開していくというようなものを求められる場合には、ある程度のスキルが必要だとおもいます。

    ピアノ重視な園以外ならば、あまりにも毎回ミスタッチしているようでは困りますが、間違えても途中で止まらず自分の歌声でカバーできるくらいの明るさでいれば問題なしなのではないでしょうか?

  3. 採用結果・合否について より:

    園によってはその場で合否を教えてくれるところもあるようなんですが、基本的には1週間程度は合否の結果が分かりません。私も毎日早く合否が知りたいとおもっていたことを覚えています。

    また緊急で募集しているようなところですと、すぐに連絡がきて早速来月には研修をしますというところもあります。

    私が長年働いていたところでは、いい意味でマイペースで穏やか…。違う言い方をすればルーズな園でしたので、何日までにお返事といっておきながら数日遅れることもしばしばありました。このような場合には「こちらから連絡していいのか迷いましたが」と前置きをした上で連絡して結果を聞いてもいいでしょう。

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