保育・幼稚園の実習アドバイス

保育・幼稚園の実習アドバイス

前回の記事「保育士になる為の実習について」に引き続き、保育園実習や幼稚園実習の気を付けるべき点やアドバイスを含めた記事を書きました。

実習生でも先生です

園児からみると、実習生は学生ではなく「先生」と思いながら接してきます。

気を付けていただきたいのですが「実習生だからできなくてもいいや、実習生だからしなくてもいいや」という気持ちをもちながら実習をおこなうことは絶対にやめてください。

忘れてはいけないのが実習生でも「新人の先生」「見習いの先生」ということです。先生として子ども達の見本となるよう、そういった意識をもって実習に取り組みましょう。

やることがなければ・分からなければ聞く

子ども達に積極的に関わっていくのは当然のことなんですが、子ども達が寝ている間にする「製作物の事前準備」や「掃除」なども積極的におこなってください。

もしやることがなければ、やることが分からないのであれば、担当の先生に「何か出来ることはありませんか?」「なにかお手伝いできることはありませんか?」などと聞いて下さい。
聞かずに自分で見つけるということは、実習生ではなく保育士になってからの方が適していると思います。

実習は自ら積極的に

実習が終わると担当の先生から私自身の実習評価をしてくれる、「評価カード」というものがあるのですが、その評価で私はほとんど「C評価」でした。

その理由として、「もう少し何事にも積極的におこなうと良かったです。」と書かれていました。
私自身、初めての保育園実習でしたので、緊張のあまり担当の先生に「何をしたらいいのか」を自ら積極的に聞くことなく過ごしており、担当の先生から声をかけてくれることが多かったのです。

その評価カードを見て、「このままじゃダメだ」と思い深く反省し、その評価を受け止めていき、次の保育園実習や、幼稚園実習に活かしていけるように心がけました。

実習生主体の保育「設定保育・部分実習・一日実習」

実習中に設定保育・部分実習・一日実習という、実習生を主体とした保育をすることがあります。
部分的なのか、もしくは一日なのかは、園によって違うと思うのですが、もし担当の先生から尋ねられた際には是非、やってみてください。
そしてもし尋ねられなかった場合にはこちらから申し出てしてみるのもいいでしょう。

緊張はするし事前準備だったり指導案の作成をしなければいけないので面倒だと思ってしまいますが、自分主体の保育はとても勉強になります。
模擬保育といっても過言ではないので、オススメします。

最後に

実習生だからこそできることは沢山あるはずです。積極的に何でも取り組んで下さい。
そうすることで、保育士になった時に自分で考える力だったり行動する力などがついているので困らないと思います。

実習生という立場はつらいこともあると思いますが、頑張っておいて絶対に損はないと思うので頑張ってください!

この記事について

筆者:芽依ママ
保育士歴:3年
投稿日:2016年4月20日
記事編集:はる蔵

編集後記「積極的なところが意欲的な印象を与える」

実習はとにかく積極的になることが大事です。正しい使い方か分かりませんが、草食系じゃなく肉食系女子・男子になって取り組みましょう。

遊びに来ているのではなく保育士になりたくて学びに来ているんだからこそ、より意欲的な姿勢が最終的に高評価をもらえるのでないでしょうか。
どうしたら意欲的に思われるかと言ったら積極的に聞いたり行動することです。

同じようなこと何度もしつこいかもしれませんが、とても大事なことなので以前書いた記事から自分の言葉を引用して終わらせます。

まだプロではないんだし学ぶためにやる気と頑張りを見せることが実習生に求められること。
課題と日数をこなすために過ごすのではなく必死に子どもや保育現場と向き合うってことね。

引用:保育実習の単位…不可という評価が実際にあったとは

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コメント一覧

  1. ももちゃん より:

    実習生は無敵です。
    どうして無敵かというと実習生だからです。
    私は実習生は自分が実習生だということをプラスに考えて実習期間を送るべきだと考えています。
    それは「実習だから責任ないし」といったマイナスなことではなく、「実習生だからわからないことは何でも聞いていいんだ」と考えることです。
    何年も経験を積んでいくとまわりに聞きたくてもなかなか聞けなかったり変なプライドが邪魔することも出てきます。
    ですが実習生というのはわからないのが当然。知らないのが当然。だってその為に学びにきているのですから。

    周りから「期待されていない」ということをあえてプラスにとりどんどん質問してどんどん吸収していけばステップアップしていい実習になることでしょう。

  2. とんがりこーん より:

    積極的に自ら進んで取り組む姿勢を実習の総評で評価して頂いたことがあります。

    「何かお手伝いできることはありませんか?」はどの会社でも通用すると思います。

    間違っても「何かお手伝いしましょうか?」など言わないように…。「上から目線だ」と友達が注意を受けたそうです。

    「学ばせて頂いてる」という謙虚な気持ちも忘れてはなりません。

    後は積極的になりすぎて頼まれてもいない仕事をしないように。
    積極的と自己判断は紙一重だと思います。

  3. みかんてぃ より:

    「積極的なところが意欲的な印象を与える」
    とありますが、誰にでしょうか。

    実習は他の先生のためにあるわけでもなく、実習先の先生の機嫌を取るためにあるわけではありません。
    他でもない。
    1年目として、どこかの園で保育士人生をスタートする自分のためにあるのです。

    実習で積極的に。明るく。元気に。
    とよく言いますが、結構無理なものです。
    全く知らない園の子どもと先生。
    人見知りだと、アウトです。

    どんな実習生でもやる気があって、約束事が守れているなら、先生たちの好印象なんて得なくてもいいのではないでしょうか。

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